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キャンプ場にも3つの種類がある!
キャンプは自然に囲まれた場所でリフレッシュできたり、のんびりと時間を過ごせるので今とても流行っています!そこで経営する際に必要な許可や特徴をご紹介したいと思います。
野営のキャンプ場
野営キャンプとは一般なキャンプ施設じゃない場所でキャンプをすることです。キャンプ場とは違ってしっかり管理されていないので火事や事故がおきた場合はキャンプする人自身が責任を負わなくてはなりません。ですがサバイバルに近い状態でキャンプができ、知識や技術をより身に着けることができるので普段とは違った、ギャップのある楽しみをしたい方や低予算で普段見ることができない景色を見たい方はピッタリです!
オートキャンプ場
オートキャンプ場とは1グループごとのスペースで自動車を乗り入れすることができるキャンプ場のことをいいます。一般的なキャンプ場は指定された場所に車を置かなくてはいけませんが、オートキャンプはテントの近くに車を置くことができるので重たい荷物も楽に持ち運びができます。また急に雨が降ってもすぐに車に乗り込むことができるので便利です!
グランピング場
グランピングとはキャンプの道具を用意しなくても必要な設備が備えられているので手ぶらで楽しむことができます!シャワーやトイレの設備はもちろんですが、敷地内にアスレチックなどが用意されている施設もあるので1日中満喫して過ごすことができます。誰でも簡単に、焚火やバーベキューが体験できるのでキャンプ初心者の方や女性の方におすすめとなっております!
キャンプ場の経営を始める時に必要な許可や資格はこちら
最近、キャンプがブームになっているので新事業でキャンプ場の経営を始めたいと思っている方もいるのではないでしょうか?そんな方必見!キャンプ場の経営を始める時に必要な許可や資格をご紹介したいと思います。
宿泊料を徴収するなら【施館業の営業許可】が必要
宿泊料を徴収して利用者を宿泊させるには施館業の営業許可が必要になります。旅館のように宿泊できるロッジやコテージなどに宿泊する場合には旅館業の営業許可が必要になりますが自分で持参したテントやレンタルしたテントを張って泊まるという場所には必要ありません。
自分でテントを張って泊まる | 宿泊する施設を提供 |
不要 | 必要 |
食材や料理の提供をするなら【飲食店の営業許可】が必要
グランピングなど手ぶらで楽しんでもうらようなキャンプ場はバーベキューの食材が欠かせませんが飲食店の営業許可がないと提供することができません!バーベキューの場所を提供するだけの場合は飲食店の営業許可は不要です。また飲食店業の許可はもちろん、バーベキューは火を扱うので防火対象物使用開始届を消防署に提出しなければならないので注意が必要です!
※自治体によって申請や届出が異なるので、保険所に相談してみてください。
材料を提供する場合 | 焼く場所のみ提供する場合 |
不要 | 必要 |
瓶やボトルのアルコールの販売をするなら【酒類販売業免許】が必要
バーベキューをするならお酒は欠かせないですよね!ビンや缶でビールやカクテルなどアルコールを販売する場は、酒類販売業免許が必要になります。アルコールをコップに注いで提供する場合は必要ありません。さらに深夜0時以降、アルコールを提供する場合は深夜酒類提供届けが必要になるので注意です!
※販売する場所を管理する税務署に申請してください。
コップに移し替えて提供する場合 | ビンや缶のまま提供する場合 |
不要 | 必要 |
1ha以上の森林伐採や開発を行うなら【林地開発許可】が必要次第
森林は自分の所持している土地でも1ha(100m×100m)以上の伐採を行う場合には林地開発許可が必要になります。しかし1ha以内の広さであれば不要ですが、事前に伐採及び伐採後の造林の届出と事後に伐採後の造林が完了してから報告する必要があります。
伐採だけでなく開発を行う場合も林地開発許可が必要になります。
※市区町村の森林保全係、林業振興課などの窓口に申請してください。また許可申請には多くの書類が必須なうえに約3カ月という長い期間の時間が必要になるので時間にゆとりをもって相談することをオススメします。
1ha以内の面積を伐採や開発する場合 | 1ha以上の面積を伐採や開発する場合 |
不要 | 必要 |
稼いでいるキャンプ場の4つの特徴
自然環境や立地を活かす
キャンプの醍醐味は自然を楽しむことです。湖や川などキャンプを行う上で安心・安全で心地の良い立地を確保し、たくさんの人が訪れるキャンプ場を目指してみてください。ですが土地が空いてるからといってキャンプ場が開けるわけではないのでご注意ください。
客層やターゲットに合った施設やサービスを準備
客層やターゲットに合った施設やサービスを準備することも大きな集客に繋がります。例えば、10代・20代がターゲットであれば写真映えするスポットやキャンプファイヤー体験などの体験できる場所を設置したり、30・40代がターゲットであれば釣りやサウナが楽しめる設備を設置し客層やターゲットにあった施設を準備してみはいかがですか?
初心者でも利用しやすい設備を整える
初心者の方に人気があるのは手ぶらで行っても楽しめるようなキャンプ場です。アウトドアのイスやテーブル・料理グッズなどのレンタル品が充実していたり、キャンプ場に必要なアイテムを販売している場所は人気があります。このように初心者の方など誰もが利用しやすい設備を整えることがポイントです!
特別感のあるロッジやグランピング施設にする
特別感のあるグランピング施設にするのも集客アップ効果になります。宿泊する施設から星空などの絶景が見れたり、誕生日や記念日であればケーキを提供したりするなど非日常的で、特別感のあるそこでしか味わえないようなロッジやグランピング設備にするとより人気のあるキャンプ場になります。
失敗するキャンプ場の3つの特徴
設備や施設が手入れされていない
失敗するキャンプ場の一つ特徴としてあげられるのは設備や施設が手入れされていないことです。例えば、宿泊するコテージやロッジの部屋や入浴施設の掃除が隅まで行き届いていなかったり電波が全く入らない場所だと失敗する原因になります。このように失敗しないためにも細かいところまでしっかり気を配るようにしましょう!
集客のために過剰な投資をしている
2つ目の特徴は集客のために過剰な投資をしていることです。キャンプ場は金額が安く、施設の維持管理費が性能に比例するため過剰な投資をしていると失敗してしまいます。
ターゲットや客層を把握せずに高額な初期投資をする
失敗する原因の3つ目はターゲットや客層を把握せず高額な資金投資をすることです。投資額は約年商の2倍までに押さえるのが目安とされています。年商の2倍以上になってしまう方はコテージよりグランピング施設の方が初期投資を抑えることができるのでグランピング施設で経営するのも高額な初期投資を抑える一つの方法です!
事業承継や後継者募集でキャンプ場を引き継ぐ場合のメリット
キャンプ場を引き継ぐことで初期投資額を抑えることができる
事業継承や後継者募集でキャンプ場を引き継ぐことで初期投資を抑えることができます。引き継ぐことで炊事場やトイレ・お風呂場の費用を抑えることができます。初期投資を抑えることができれば金利や償却費の負担の少なくなり赤字になりにくくなります。
固定客をすでに捕得することができる
経営したら1からお客さんを捕得しなくてはなりませんが、引き継ぐことで以前に来たことがあるお客さんやその友達にも来ていただけるので確実にお客様を捕得することができます。固定のお客様にSNSなどで宣伝してもらいたくさんの人を捕得するチャンスです!
前オーナーからたくさんの生きた情報を貰える
前のオーナーから沢山の情報を得ることにより問題が起きたときでも生きた情報を得たことにより慌てることなくすぐ対処法が見つかります。また自分が考えている経営のイメージがつきやすくなるので情報を貰うことをオススメします。